「ながら勉強」ってありましたよね。ぼくもテスト前とかよくしてたんですよ。テレビつけながら勉強とか、携帯で友達と連絡とりながら勉強とか。
こういう風に2つ以上のことを同時に進行することを「マルチタスク」といいます。
社会人であれば
・業者にメールを返しながら会議に参加する
・電話で話しながら文書を作成する
・ネットサーフィンをしながら担当業務をこなす
など様々な場面でこのマルチタスクをしている方も多いのではないでしょうか?
「同時に進めた方が効率がいいし、そうしないと仕事が間に合わない!」って思う方も多いと思います。
以前までぼくもそう思って仕事していました。しかしよかれと思ってしていたこのマルチタスクが、効率的ではなくむしろ余計に時間がかかってしまうことが研究で分かっています。
今回はこのマルチタスクの弊害とその対策について紹介したいと思います。
そもそも私たちの脳はマルチタスクができない構造になっている
まず大前提として私たちの脳はそもそもマルチタスクができない構造になっています。
「いろいろなことを同時に進行できるおれかっけー!」って思う時ありますよね?ぼくがそうでした笑
残念ながらそれはただの勘違いであり、マルチタスクをしているフリをしているだけに過ぎません。
そもそも私たちの脳は、一度に複数のことに注意を向けることができない仕組みになっています。
もしできている気でいるならば、それは単なるタスクスイッチング(タスクの切り替え)にすぎません。
ただこれには例外もあります。
意識的な努力を必要としない活動は、メインの作業と同時に行うことができるのです。
これは互いが脳の違う部位を使って行う活動だからです。
例えば音楽を聴きながら走ったり、テレビを見ながら食器を洗ったりなど。
こうした考えなくてもできる単純作業と、比較的複雑な作業は組み合わせて行うことができるのです。(もちろんこの場合も早く終わらせることができるのは、ひとつの作業に集中した時です)
自分が今している作業はマルチタスクできる単純作業なのか、それともシングルタスクでこなさなければならない複雑な作業なのかを区別し、それぞれに合ったやり方ですすめることができれば効率的に物事をすすめていけるようになるでしょう。
まとめ
ぼくが現在意識して行っている行動は
・仕事中は携帯電話を見えないところに置く
・休憩中は仕事をしない
・ネットで調べ物をしてもす調べた後はすぐに消して縮小化などで残さないようにしておく
などです。あとはシングルタスクに集中できるような環境も大切ですね。
基本的に今9時ごろに寝て3時ごろに起きる生活なんですけど、これもシングルタスクという点では最適な生活スタイルなのかなと思います。
朝の5時ごろにラインしてくる人はいないし、思わず作業が止まってしまうような面白いテレビもだいたい夜しかやりません。
ぼくはこれからもシングルタスクを意識したメリハリのある生活を送っていきたいと思います。